恋の予感に浮かれていた倫子でしたが、早坂さんが思いを寄せていたのは倫子のアシスタントであるマミちゃん。
若くてエネルギッシュなマミちゃんに恋愛で負けてしまった、33歳の倫子は意気消沈してしまします。
さらに、恋だけではなく、仕事でも若い子にどんどんと追い抜かされてしまう倫子は焦る一方で、ますますタラレバが止まらなくなってゆくのです。
嫌みなイケメンKEYと仕事することに!?
シナリオライターとして仕事をしている倫子は、ネットドラマの脚本を執筆している最中。失恋相手であるディレクターの早坂さんとも一緒に仕事しなければなりません。
そんななか、ネットドラマの主要キャラクターのキャスティングで名前が挙がったのは、馴染みの居酒屋で嫌みな言葉を倫子たちに放ったイケメンモデルのKEYでした。
当然、倫子はKEYを起用することに猛反対しますが、反対する倫子をよそに、KYEに対しての周囲の反応は上々で、とんとん拍子でキャスティングの話が進んでいってしまいます。
ここで、倫子は失礼なKEYにぎゃふんと言わせるべく、脚本家という立場を利用して強気な態度に出ることを思いつきました。
KEYと仕事場で対面するもコテンパンに・・・
ネットドラマのキャスティングのため、倫子とKEYが顔を合わせる機会がやってきました。
意気揚々と自己紹介した倫子でしたが、倫子の予想に反してKEYの態度はとても冷静なもので、これまでの失礼な態度を悔やむそぶりなどは一切見せません。
それどころか、倫子を見て「あのつまんない脚本書いたご本人なんですね・・・」と、脚本をつまらないのひと言で片付けてしまいました。
憤慨した倫子はKEYに詰め寄りますが、KEYから出た結論は脚本が「ダサいから」、ドラマには出ないというもの。
監督はKEYを気に入り、KEYをドラマに起用するため新しい脚本家を手配します。倫子はネットドラマの脚本をクビになってしまうのです。
婚活でも生き遅れ
倫子は憂さ晴らしに第2出動を発動。いつもの3人でカラオケに行き、倫子は懐かしのヒットソングを熱唱します。
カラオケで注文したハニートーストは、倫子の現状を表すようにどろどろに溶けて崩れてしまいました。
なんでも上手くいっていた20代とは違い、30代は仕事も恋も思うようには進みません。
タラとレバに生き遅れを指摘された倫子は、いつもの3人で婚活パーティーに参加することを決意します。
着飾って婚活に挑んだ3人でしたが、男性陣はパットしない面々。女性陣もおばさまばかりと思いきや、ところがどっこい、倫子たちよりも若くて、しかもそこそこかわいい女の子達が参加していました。
自分たちが婚活パーティーでも生き遅れの存在であることを目の当たりにした3人は、すっかり戦意を消失していつもの居酒屋で飲むことにします。
33歳はお呼びでない
居酒屋に来ていたKEYは3人の様子を見て、「お呼びでない」と意味深な言葉を放ちます。
さらに、KEYは倫子がもともと脚本を書いていたネットドラマの出演が、別の脚本家のシナリオで決まったことを伝えました。
倫子たちは33歳。いくつになっても主役だと思っていた人生でしたが、気が付いてみれば恋に仕事に婚活パーティーにお呼びではない年齢になっていたのです。ですが、自分の人生。簡単には、あっそうと受け入れる訳にはいきません。
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