タラ子です!今回は第6話(コミックス2巻収録)のご紹介です!
倫子はKEYと一夜を過ごした出来事のことでへとへとの状態。倫子は香と小雪に、KEYのことを相談をしますが、結論は出ません。女子会でKEYとの話をべらべらとしゃべる倫子は、KEYから最低だよと言われてしまう始末。
そんな倫子を横目に香は自分には何にもないことを実感し、恋がしたいと思うようになるのです。
香とバンドマンの過去の恋・・・
香が出合いがないとぼやき続けて、早10年が経とうとしていました。10年経った今でも、回転寿司のネタのように待っていたらどんどんと、年収が高いいい男が回ってきたらいいのにとぼやいて1人で過ごす香。
そんな香ですが、昔は売れないバンドマンと恋に落ちていました。香がまだ若かった頃、恋の相手はバンドマンの涼ちゃん。当時、涼ちゃんと過ごす時間は、香にとって楽しいものでした。ところがいつまで経っても売れない涼ちゃん。
そんななか、香が営むネイルサロンと同じビルに入っていた、美容整形外科の医者に香が目移りしてしまい、そのことが涼ちゃんにばれて破局となりました。
結局、香は売れないバンドマンだった涼ちゃんとの結婚を考えることはできなかったのです。もし涼ちゃんが音楽で成功して売れっ子になったら、たぶん結婚していたかもと、タラレバをつぶやく香。
回転寿司では取り逃したお皿が回ってくるけど、現実の男性は取り逃したらそのまま取り戻せない。回転寿司のようにはいかないのです。
涼ちゃんがまさかの売れっ子に!?
KEYがPVに良く出演するバンドのBUMKEY’Sは、若者に人気の売れっ子。倫子がクビになったネットドラマの主題歌もBUMKEY’Sです。ドラマの関係者としてライブに招待された早坂さんと彼女のマミちゃんを通して、倫子、香、小雪の3人はBUMKEY’Sのライブに誘われます。
バンドにはあまり興味のなかった3人ですが、誘いに乗ってライブへ向かうことに。ところが、BUMKEY’Sのメンバーがステージに立つと香の目の色が変わりました。なんと、涼ちゃんはBUMKEY’Sとして売れっ子になっていたのです。
ライブが終了し、ドラマ関係者として楽屋に向かう倫子たちですが、香は涼ちゃんと会うことに不安と期待で胸を膨らませます。
「元カノ」ポジションの香
楽屋に入ると涼ちゃんは、香のことを暖かく向かえてくれました。良かった、また会えたと喜びながら香を抱きしめ、涼ちゃんは「愛してるよ 香」とささやくのです。
感動の再会となりましたが、それもつかの間。涼ちゃんには若くてきれいなモデルの彼女がいました。香は涼ちゃんにとって懐かしの元カノでしかないのです。
ここでようやく香は、回転寿司のように回ってきていた男を取り逃したら、次の人がその男を取り、自分の元には戻ってこないことをさとります。あわよくばもう一度、涼ちゃんとヨリを戻そうと考えていた香を、タラとレバは甘いと指摘。
結局、香はカネと名声つまり社会的地位でしか男を判断できないのだというのです。若いときに平気で捨てたものは、今となっては絶対に手に入らないものとなってしまっていました。
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